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佐々木研究室

岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 情報システム構築学講座

GPSを用いた放牧牛の行動把握支援システムの提案と開発

酪農における牛の体重は成育状況や筋肉量,健康状態を判断するために活用され,市場である競りでも重要視される情報の一つである.牛の体重は運動量に対応し,運動量によってえさの量も決まることから飼育上,運動量が大きく影響するが,牛が最も運動する放牧期間中は牛を常時監視する体制がないため運動量を把握することが困難である. 本研究ではこの放牧期間中の牛の運動量の把握を目的とし,GPS を用いた放牧牛の行動把握支援システムを提案する.本システムでは,牛にGPS ロガーを装着し,このGPS データを利用して放牧期間中の牛の移動経路をGoogle マップ上に表示することができる.本研究では,複数の牛へGPS ロガーを装着し,数ヶ月間放牧牛の行動測定実験の結果からロガーの性能評価とGPS ログデータの可視化に関する検討を行った.また,本プロトタイプシステムをJA 職員や酪農家に試用してもらった結果,牛の体調管理や放牧地管理への活用可能性が示唆された.